writer : tinsight-takazawa

ベートーヴェンが第九『歓喜の歌』をひらめいたのは銭湯だった!? お風呂ではインスピレーションが湧く説<動画あり>

銭湯のいろいろな音がぴったりマッチしていくのが楽しい。洗面器にお湯が落ちる音、石鹸箱を開ける音、下駄箱を閉める音、そしてジェットバス、シャワー、ドライヤーの音、さらに風呂上りに飲むビンの牛乳のフタを開ける「ポン!」という音まで、さまざまな音がリズミカルに小気味良く曲にのって登場していく。

銭湯で歌う常連客たち

ちなみにベートーヴェンがお風呂で名曲をひらめいたというストーリーには、実は根拠がある。もちろんベートーヴェンが銭湯に通っていたという逸話は聞いたことがないが、ドイツの心理学者のヴォルフガング・ケーラーは「偉大な発見は3つのBでなされる。」という言葉を遺している。3つのBとは「Bus」「Bath」「Bed」のことでインスピレーションがひらめくのは、乗車中、入浴中、就寝時とされているそうだ。

「めっちゃエモいわー」とベートーヴェン

動画では銭湯で名曲がひらめいて元気が出たベートーヴェンが「めっちゃエモいわー」と心の中で呟いて銭湯から帰っていくシーンで終わる。今年11月24日には『いいふろまつり2019 in 東京』が東京カルチャーカルチャー(渋谷)にて、11月26日「いい風呂の日」当日には『いいふろまつり2019 in 大阪』が大阪「湯処 あべの橋温泉」にて開催される。お風呂の価値を再認識する日になりそうだ。

(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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