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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】銃声を聞いた女性、警察に通報するも「頭内爆発音症候群」と判明(米)

自分の症状について調べたところ「頭内爆発音症候群」という疾患に行き着いた。そして病院で頭内爆発音症候群である可能性があることを伝えたうえで医師の診断を仰いだが、あまりにも聞きなれない病名であったため診断した医師ですらこのとき初めて知ったそうだ。

医師からは治療する術がないと言われたジルさんは、現在も睡眠時に月数回ほど爆音が聞こえるために恐怖のあまり十分な睡眠が取れないという。その音について「それはとてつもない爆音なんです。誰かが私の耳元で銃を発砲するような音で、多分皆さんは想像できないと思います」とジルさんは語っている。

ジルさんは頭内爆発音症候群を発症した原因について、2016年11月に発作を起こして病院に4か月間ほど入院したことがあり、それが引き金となっているのではないかと考えているそうだ。現在は睡眠不足を解消するために抗ヒスタミン剤のベナドリルを服用しているが、それでも一日4時間ほどしか眠れていないという。

頭内爆発音症候群は50歳以上、または10歳未満の子供に発症する可能性が高く、日本でもいくつか症例が報告されている。『The Sun』『Metro』によると、今のところ完治する治療法は見つかっておらず、抗うつ剤、またはカルシウム拮抗剤などが治療薬として用いられているとのことだ。

画像は『New York Post 2019年11月11日付「Woman plagued by ‘Exploding Head Syndrome’ hears gunshots in her mind」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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