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writer : flynn

【海外発!Breaking News】ラグビーW杯優勝の南ア代表チームが凱旋帰国 空港に国民殺到(南ア)<動画あり>

「一番大事なことは、『君にはできない』という他人の言葉に簡単に耳を貸さないこと。すべては自分にかかっている。夢を見続けて、それを信じ続けてほしい」とメッセージを送った。

これほどまでコリシ選手が「レジェンド」と言われるのは、彼の生い立ちがサクセスストーリーだからだ。1991年6月16日にポートエリザベスにて生まれたコリシ選手だが、母親は当時16歳、父親は高校卒業を控えた18歳だった。父親は高校卒業後にケープタウンへ出稼ぎに行ったことから、コリシ選手は祖母、叔母、叔父らとポートエリザベスの貧しいタウンシップで育った。そんな祖母たちの愛情を受けて育ったコリシ選手は「生活は苦しかったが、最悪ではなかった」と述べている。

地元の小さいクラブラグビーでセンターを務めていた父親の遺伝子は、コリシ選手が8歳の時に開花した。その時の試合は「50-0」と大敗したが相手チームのコーチの目に留まり、コーチの誘いで相手チームの小学校に通うことに。そこからラグビーの腕は上がり、ポートエリザベスにあるラグビー有名校に推薦入学、コリシ選手の夢は次第に大きくなっていったそうだ。当時のコリシ選手は英語を全く話せなかったが、同じ寄宿舎にいた友人がサポートしてくれたという。

今回のワールドカップでは、コリシ選手の父親も日本で観戦しており、父親にとって人生初の海外旅行だったことを明かしたコリシ選手は「息子を連れて世界中を訪れることが父の夢だったと思う。父にはその手段がなかったが、自分が父の夢をかなえることができた。ラグビーには感謝している」と語った。

なおスプリングボックスは、7日から数日間かけて南アフリカの主要都市をパレードするとのことだ。

画像は『Springboks 2019年11月6日付Twitter「Absolutely incredible reception in Johannesburg for the team’s return home last night」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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