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writer : ac

【海外発!Breaking News】ネコに引っ掻かれた女性、感染症で死の淵をさまよう(英)

シャーリーさんはなんとか持ち直した。

こうして傷ができてから2週間後の4月26日、医師らは太腿から皮膚を移植する手術を行い、シャーリーさんは5月初めに集中治療室から一般病棟に移ることができた。しかし移植した皮膚がうまく生着せず、入院は2か月に及んだ。

「死を覚悟した」というシャーリーさんは、今回の感染症との闘いについて次のように述べている。

「ガーデニングをしている時、チャンがそばにいたので抱き上げようとして手を引っ掻かれたのです。傷は決して浅くはなかったのですが、まさかその傷で死の淵をさまようことになるとは思いもしませんでした。これまでに受けた手術は8回以上になります。入院中に行われた皮膚移植は失敗し、結局7月に3度目の手術を受けました。壊死した組織を取り除いた傷口は深く、腱が見えてしまうほどだったようです。」

「病院のスタッフには命を救ってもらって本当に感謝しています。チャンは生後10週の時にブリーダーから購入したのですが、こんな思いをした後に一緒に過ごす気にもなれず、今は娘が世話をしています。」

ちなみに今年8月には、米オハイオ州在住の女性が飼い犬の唾液で感染症に罹り、四肢切断を余儀なくされた。女性は犬や猫に噛まれたり引っ掻かれたりすることで感染する「カプノサイトファーガ感染症」を発症していたという。

画像は『Metro 2019年11月3日付「Woman, 65, left in coma after her ‘spiteful’ Siamese cat scratched her」(Picture: Shirley Hair/SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

感染症で黒くなった皮膚(画像は『Metro 2019年11月3日付「Woman, 65, left in coma after her ‘spiteful’ Siamese cat scratched her」(Picture: Shirley Hair/SWNS)』のスクリーンショット)

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