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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「思い出が作れない」頭部外傷後、2時間毎に記憶がリセットされる少女(米)

常に授業で使うノートや教科書、筆記用具などを持ち歩いているという。

また彼女はどんな些細なことでもスマートフォンで撮影したり、メモを書き残すなどし、2時間毎にタイマーをセットして記憶を無くす直前に自分がしていたことを継続できるようにしているそうだ。

ライリーさんの母親であるサラさん(Sarah)はライリーさんが頻繁に発作を起こして記憶を無くすため、何度も病院へ連れて行った。しかし最初に診察した医師は「ただの脳震盪だ」と言い、松葉杖を渡されただけだった。

他の病院でも診てもらったようだが、MRIやCTスキャンで脳を検査しても脳出血や腫瘍などの悪しきものは全く見られなかった。サラさんはメディアのインタビューで「医師からは『娘さんは永遠にこの状態かもしれません』と言われました」と涙ながらに語っている。

そして最近サラさんの兄弟が他界したのだが、ライリーさんに毎日「あなたのおじさんは亡くなったのよ」と教えなければならないのだという。ライリーさん自身は、自分の状態について「私は思い出を作ることができません。この状態が本当に怖いのです」と明かした。

サラさんは色々と調べた結果、ライリーさんのように短期記憶障害は発症して6か月が経つと回復しない可能性があることを知ったそうだ。そのためより良い治療を一刻も早く受けられるように、助けが必要なことを訴えている。

画像は『New York Post 2019年9月11日付「Teen thinks each day is June 11 as memory ‘resets’ every 2 hours」(WQAD)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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