イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】エリザベス女王、米国人観光客に「女王に会ったことは?」質問されて“他人のフリ”

彼らは「女王に会ったことはある?」と立て続けに尋ねたという。エリザベス女王はすぐさま「ありません」と返し、隣にいた当時の護衛官グリフィン氏を指差しながら「でも、この警察官は女王に会ったことがありますよ」と答えたそうだ。

その日のエリザベス女王は頭にスカーフを巻き、ツイードのコートを羽織っていたが、観光客らは最後までエリザベス女王本人と気付くことなくその場を立ち去って行ったとのこと。どうやらとっさに思いついたジョークで、観光客を最後まで騙しきることに成功したようだ。

ちなみに公務では主にスーツを好んで着用するエリザベス女王も、スコットランド滞在中はカジュアルなファッションを楽しんでいるもよう。ヘッドスカーフは女王の定番アイテムだが、パンツやスカートにウェリントンブーツを合わせた軽装で近所を散策する姿も度々目撃されている。

2011年に『Our Queen』を出版した伝記作家ロバート・ハードマン氏によれば、エリザベス女王は公務ではあえて派手な色合いのファッションにしているそうで、女王はかつて「(公務では)ベージュは着られないわね。きっと誰も私が何者か気付かないでしょうから」と話していたそうだ。TPOに合わせた着こなしや若々しいカラーチョイスが毎回評判で、“王室一のファッショニスタ”との呼び声も高いエリザベス女王だが、プライベートでは観光客にも気付かれないほどファッションには“オン”と“オフ”のメリハリをつけているようだ。

世界で最も長期間在位している存命中の君主でありながら、時折お茶目なジョークやイタズラで国民を和ませているエリザベス女王。これからも唯一無二の存在として、人々に愛され続けていくことだろう。

画像は『The Royal Family 2019年5月23日付Instagram「The Queen today visited @British_Airways, which will reach its centenary on 25 August.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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