海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】11年間行方不明だった猫、マイクロチップにより無事飼い主のもとへ(米)

マイクロチップが埋め込まれていることが分かったのだ。

マイクロチップの情報から猫の飼い主がマギー・ウェルツさん(Maggie Welz)と判明し、連絡を取ることとなった。マギーさんによるとこの猫は“タイガー”という名前で、3歳の頃に自宅から逃げ出して行方不明になったそうだ。マギーさんはこのように明かしている。

「当時、誰かが自宅のドアを開けっぱなしにしたため、タイガーは外へ逃げて行ってしまいました。私達はタイガーがいなくなったことで悲しみに暮れていました。そして1年後、10軒ほど先にある家に引っ越すことになったのです。私達は元の家の所有者にタイガーを見かけたら連絡して欲しいと頼んでいましたが、結局戻ってくることはありませんでした。」

タイガーはメディカルチェックを受けた後、今月22日に飼い主のマギーさんと11年ぶりの対面を果たした。現在14歳と老猫になったタイガーだが、マギーさんに抱かれる姿はしばらく会えなかった母親を愛しむ子供のようにも見える。

タイガーはキャロルさんの辛抱強い対応とマイクロチップを装着していたことで、飼い主のもとに戻ることができた。ちなみに日本では、犬や猫へのマイクロチップ装着を義務化する改正動物愛護法が今年6月に可決されており、向こう3年以内に施行されるようだ。

また、環境省の公式ウェブサイトにマイクロチップ装着のメリットとして、「迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになっても、マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります」と記載されている。

画像は『Dutchess County SPCA 2019年8月22日付Facebook「Tiger and Maggie together again」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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