writer : tinsight-takazawa

「足が速くなるダンス」に小学生92名が1か月間挑戦 “足の速さ”だけでなく“気持ち”も前向きに変化<動画あり>

NSSA公認インストラクターから直接「足が速くなるダンス」を教えてもらった。初めてこのダンスを習うはずが、子供たちは前々から休憩中にダンスの動画を流していたり、YouTubeで視聴していて予習済み。すでにダンスが形になっていたという。ダンスで使用された楽曲は『カルメン組曲 第1番 前奏曲』。タイトルだけを見るとピンと来ないかもしれないが、楽し気なこの曲を聞いたことがある人も多いだろう。

懸命にダンスする子供たち

最初は恥ずかしがってうまく表現できない子供もいたが、徐々にダンスの楽しさに気付き、体が動くように。楽しく踊れる振り付けに「最初はちょっと難しいダンスと思っていましたが、やっていくうちに楽しくなっていきました」と話す児童もいて、みんなで一生懸命に取り組んだ。1か月間のチャレンジ終了後に50メートル走のタイムを計る記録会では、ダンスを始める前よりも平均0.17秒タイムが縮まり、最大で2.6秒早いタイムを記録した児童もいた。足が速くなったことに喜ぶ児童も多く、「楽しいリズムダンスを教えてくれてありがとうございました。おかげで足が少し速くなりました」と嬉しそうな笑顔も見られた。また「このダンスで友達と仲良くなれた」「体育が好きになった」という感想も聞かれた。

50メートル走に挑む子供たち

さらにチャレンジの前後に参加児童にアンケートを実施したところ、「走ることは楽しいですか?」「表現運動やダンスの学習は楽しいですか?」の両方の質問で、「楽しい」と答えた児童が増え、逆に「楽しくない」と答えた児童は減っている。

このように足の速さだけでなく、児童の気持ちにも変化が見られたこのチャレンジ。これは『SOMPOダンスプロジェクト』の一環として実施されたが、同プロジェクトは損保ジャパン日本興亜がNSSAと提携し、ダンスを通して子供たちの健やかな成長をサポートするもの。公式サイトの特設ページやYouTubeでは、ポーズのコツを分かりやすく説明する「足が速くなるダンス(振り付け解説動画)」、普通のテンポとスローのテンポでダンスする「『足が速くなるダンス』ダンスだけ(普通+スロー)」、そして子供たちが楽しく踊る「SOMPOダンスプロジェクト 足が速くなるダンス」が用意されている。運動会に向けて足が速くなりたい子供も、ダンスの楽しさを味わいたい子供も、ぜひ挑戦してみてはいかがか。

(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

1 2