海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】南京錠付きの鎖を首にかけたまま、父親の虐待から逃げてきた10歳少年(露)

社会更生保護センターの監督下に置かれることになった。

実は少年が通う学校の教師らが、健康的な生活をしていないとして当局に相談を持ちかけていたが、何の対策も取られなかったようだ。今回の事態には、クレムリン児童行政監察官(オンブズマン)のアンナ・クズネツォワ氏(Anna Kuznetsova)がロシアの調査委員会に少年の父親について徹底的に調査するよう求めた。

少年は父親と継母、そして2人の異母きょうだいと暮らしていたが、現在は少年の実の母親であるヴィクトリアさんが一緒に暮らすための権利を要求している。ヴィクトリアさんは「この子の行く末が本当に心配でなりません。この子があの暴力的な父親とではなく、私と一緒に生活できることを望んでいます」と明かした。

さらに息子をこのような目に遭わせた父親に対して刑罰を望んでおり、少年も「父親のもとに戻らなくて済むようにどんなことでもする」と話している。のちに父親は事情聴取のため警察に呼ばれたが、少年は自分で鎖を首にまいて南京錠をかけたと話したという。なお現在も、捜査が続いているもようだ。

画像は『Mirror 2019年7月23日付「Boy, 10, found chained by neck with shackles after escaping house of horrors」(Image: IC in Krasnodar region/east2west))』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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