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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】割礼が「イヤ」 5歳男児、屋根の上に2時間居座る(インドネシア)

両親は息子が最も信頼している学校の先生に説得してもらおうと思い立ち、連絡を入れた。そして駆けつけた先生が男児に語りかけると、すぐに屋根から降りてきたそうだ。スタリ医師は当時のことを次のように話している。

「先生が来て少し話しただけなのに、その子は屋根から降りてきました。驚くべきことに、割礼する部屋まで案内すると自らその場所まで歩いて、処置の間も特に抵抗することもなかったんですよ。」

無事に割礼を終えたが、男児は不平を言うことや泣くことも無かったという。処置にかかった時間は10分程度だったそうだが、屋根にいた2時間を考えると長い処置時間となってしまったようだ。

スタリ医師は子供達の割礼を20年間行ってきたが、今回のように屋根に逃げた子は初めてだったという。

この出来事にFacebookのユーザーからは、男児を説得した先生に対して「素晴らしい」といった称賛のコメントがインドネシア語で寄せられた。しかし英語圏の何人かのユーザーからは、割礼について「それは虐待と同じだ」という否定的な意見もあがっている。

ちなみに幼い子の割礼はインドネシアに限ったことではなく、フィリピンでは毎年3月から5月の間に何千人もの男児が各小学校で一斉に割礼を受けている

画像は『Anik Sutari 2019年7月8日付Facebook「Sepanjang sejarah profesiku, 20 tahun nyunat, dan dari ribuan anak yg udah sy sunat, baru kali ini anaknya kabur sampai naik ke atas genteng」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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