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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】270万円のクローン猫、亡き猫と「眠る場所から性格まで同じ」と飼い主が歓喜(米)

シナバンのDNAを収集するために皮膚片のサンプルを送った。同社は17年間にわたり馬や家畜のクローンを作成しており、3年半ほど前から猫や犬のクローンもつくり始めている。

シナバンのクローンをつくる手続きを済ませた後は迎え入れるのを待つのみだったが、残念なことにシナバンは自分のクローン猫と対面する前の昨年10月30日に息を引き取ってしまった。大事な家族を失い悲しみに暮れた夫妻だったが、クローンをつくり始めていたことで多少は心が救われたという。

そしてシナバンのクローンは今年の2月4日に代理母猫から生まれ、4月3日にブライアンさん一家のもとにやって来た。夫妻は、身体の模様から性格までシナバンとそっくりなクローン猫に大喜びしたという。ブライアンさんはそんなクローン猫について、次のように語った。

「迎え入れた猫は亡くなったシナバンとまったく同じ場所で寝るんですよ。他の猫がそこに寝ることはありません。私か、もしくは妻の枕で頭の横に寄り添って寝るのが好きなんです。あとはキッチンの特定のスツールの上で寝るのが好きなところも一緒なんです。」

ちなみにクローンの子猫には「ブンブン」という名前をつける予定だったが、あまりにも亡きシナバンとそっくりだったために名前も同じ「シナバン」になったという。このたび夫妻は25,000ドル(約270万円)を「ViaGen Pets」に投じているが、同社では最近になって価格改定し、犬のクローンは50,000ドル(約540万円)、猫は35,000ドル(約378万円)の費用がかかるそうだ。

ブライアンさんは「それは大金ですが、同じくらいの額をバケーションに使う人だっています。私達の猫はこれからの20年間をともに暮らしたいと思えるほど、特別な猫なのです。スポーツカーを買う人もいれば家を買う人もいますが、私達は全ての猫をクローン化するわけではありません」と述べている。

夫妻は今回の決断について後悔はしておらず、再びシナバンと一緒に生活できることに喜びを感じていた。

画像は『New York Post 2019年6月27日付「North Carolina couple paid $25K to clone their beloved pet cat」(Bryan Bullerdick/SWNS.COM)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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