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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】「ブーケが届いていない」花束の返金を要求した花嫁、Facebook投稿で嘘がバレる(英)

ロイヤルメール(英国郵政社)やジョーダンさんとやり取りをしたが結局、終始返金を要求するジョーダンさんに全額を記した小切手を郵送した。するとその直後からジョーダンさんとの連絡が途絶えてしまったという。

「好きでこのビジネスをしていますが、私と義母の2人分の給料が出るほどまではなかなかいきません。だから100ポンドというのは、私たちにとって大きなお金なんです。それでも返金したのは、いいカスタマーサービスを提供しているという評価を今後も下げたくなかったからなのです。」

Facebookのアカウントも突然ブロックされてしまい、サラさんはジョーダンさんの態度を不審に思ったが、日々の仕事が忙しくて忘れてしまっていたという。しかし今年の3月10日、サラさんは思いもよらぬ発見をしたのだ。

Facebookで昔のメッセージを検索していたサラさんは、そこにジョーダンさんの名前を偶然見つけ、約1年前に起こった出来事を思い出した。そしてサラさんがジョーダンさんのプロフィールに目を凝らすと、そこには自分たちが作ったブーケが写っていた。プロフィールの写真は昨年8月にジョーダンさんが結婚した時のものであり、夫ショーンさんとドレス姿で写っているジョーダンさんの手には届かなかったはずの造花ブーケがあった。

サラさんは郵送前に撮ったブーケの写真を保管していたため、それと見比べてプロフィールのブーケが瓜二つのものであることを確認したが、更に念を入れようとジョーダンさんの結婚式を撮影したウエディングフォトグラファーに連絡し、ブーケの写真を数枚送ってもらうように依頼した。そして届いた写真を見て、サラさんたちが手掛けたブーケに間違いないことを確信した。

ジョーダンさんと連絡がついたサラさんは、返金したブーケ代を支払うように伝えると、ジョーダンさんから「ブーケは7月に奇跡的に近所の家に届けられたのであって、別に騙そうとしていたわけじゃないし、支払いをうっかりしていただけ。代金の100ポンドを一度に払う余裕がないので、毎週20ポンド(約3,000円)ずつ支払っても構わないか」と返答があったという。

この言い訳をサラさんは一蹴し「全額一度に支払わないのなら、警察に通報する」と告げたところ、ジョーダンさんは2日後に100ポンドを支払ったそうだ。サラさんは、今回の件について次のように話した。

「大きなショックを受けました。きっと本人は絶対バレないだろうと思っていたんでしょうけど、ソーシャルメディアに投稿していて隠すことなどできませんよ。世の中には花嫁を騙すビジネスが多く存在しますが、こんなふうに花嫁に騙されるというニュースは聞いたこともありません。私たちは一生懸命ビジネスをしています。だからこそこの件は腹立たしく感じたし、よくもまぁこんなことができるもんだと思いました。」

なお現在、ジョーダンさんのFacebookアカウントは削除されている。このニュースを知った人からは「うわ、どこまで最低な人間」「なんて不正直なんだ」「メディアで顔と名前が晒されてざまあみろだな」「盗んだブーケと一緒に写真を撮ってFacebookのプロフィールに…って呆れる」「窃盗罪として警察に通報したらよかったんじゃない?」「地元の人たち、この女には気を付けた方がいいよ」「とにかく代金を徴収できて良かったね」といった声があがっている。

画像は『Metro 2019年3月15日付「Bride who claimed £100 flowers never arrived caught out by Facebook profile picture」(Picture: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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