このほどカナダから、コンビニエンスストアに押し入った強盗が女性店主にバナナで殴られ一目散に逃げていったというニュースが届いた。思いもよらない反撃に強盗も不意をつかれて、なす術がなかったのだろう。『Toronto Sun』『Global News』などが伝えている。
今月2日の午後9時半頃、カナダのオンタリオ州ミシサガにあるコンビニエンスストアに強盗が入った。店内に設置された監視カメラにその様子が捉えられている。
店内では当時、オーナーのキムさん夫婦が店番をしており、夫のイクスさん(Ik-Soo、69)はレジカウンター内にいて、妻のソンエさん(Sung Ae、69)はバナナを食べて寛いでいた。
その時、パーカーのフードを深く被った覆面の男が店にやって来てレジの中の現金を要求してきた。夫婦はそれを断ると、男はカウンターによじ登りレジの現金を奪おうとした。
するとイクスさんはすかさず男を押しのけてレジから遠ざけ、ソンエさんもカウンターにあった一房のバナナで力いっぱい男を殴りつけた。男も応戦したが、ソンエさんに何度もバナナで殴られて外に逃げていったという。当時のことをソンエさんはこのように語っている。
「覆面の男がやってきて、口早に『レジにある金を全部くれ』と言ったのです。夫は『ダメだ!』と言って男を押し払いました。私は咄嗟にその場にあったバナナを一房つかんで男を滅多打ちにしました。」
監視カメラの映像にはソンエさんが何度もバナナで男を殴り、