海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】薬物欲しさに13年間も娘を売り続けた母親(米)

セレステも同郡で児童暴行の罪で有罪判決を受けた。

このほど少女とセレステの証言を含む裁判が2日間にわたり行われ、セレステはみだらな行為もしくはそれを挑発する行為に及んだ罪、児童虐待罪、12歳未満の児童への性的暴行罪、人身売買の罪を含む合計7件の罪を認め、有罪となった。幼い頃から13年間強いられてきた苦悩に少女がようやく終止符を打つことができたことについて、アナ・ノリス検察官は次のように述べている。

「この少女が正当に生きる権利を得ることができたことを嬉しく思います。被告に操られた少女は、これまで悪夢の日々を過ごしてきました。それでも少女にとって、母親を告発することは容易ではなかったでしょう。ですが少女は、勇気を出して訴え出てくれました。今、被告はもう誰も傷つけることができなくなりました。人身売買は映画やドラマのように家から連れ出されるケースばかりではなく、この件のように自宅で、しかも家族により行われる場合もあるのです。今回のことは、人身売買について世間に理解してもらえるひとつの事例になったと思っています。」

裁判所では、この少女をセレステの逮捕後から預かっていることを明かした祖母のバーバラ・ルミューさんが「孫の傷は深くトラウマとなっていて、孫は夜も眠れない時がよくある」と語ったそうだ。なお1月14日に予定されている判決で、セレステは終身刑に科せられる可能性があるとのことだ。

画像は『WCTV 2019年1月11日付「Tallahassee woman found guilty in child sex trafficking case」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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