海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】大麻を吸ったまま12時間、生後3か月の乳児をベビーカーに放置し死なせた母親(英)

数時間後に医師により死亡が確認された。この母親は乳児の他にも当時7歳と4歳の子供がいるが乳児を妊娠している間、大麻の他にコカインも摂取していたことが判明した。

母親は妊娠中にペナイン・アキュート病院(The Pennine Acute Hospitals)の助産師に薬物を使用していることを打ち明けていた。本来、母親が薬物を使用しているという事実が発覚した場合、特別に専門の助産師を配属させる必要があったが、その1週間後に母親は地域のソーシャルワーカーに「薬物はもう止めた」と話したため、特別な措置は取られなかった。事件を受けて作成された報告書には次のようにあった。

「母親は薬物を乱用していたことにより乳児の就寝時の安全を確保する能力に欠け、12時間も放置していた。もし薬物使用者のための専門の助産師の存在があったなら必要な改善策をアドバイスして、それを強制的に実行させることにより、彼女の薬物に対する執着は和らいでいたかもしれない。」

また母親は、巡回保健師から乳児の就寝時の世話について「キルト状のブランケットは乳児にとって暑すぎるのと窒息の恐れがあるため危険だ」とアドバイスを受けていたが、実際には改善することをしなかった。驚くことに今回の母親のように妊娠中や子育て中に大麻を吸う親が増えているとのことだ。

それを裏付けるように、ロッチデール地区児童安全保護理事会では「実に多くの親が子供を抱きかかえながら大麻を吸うが、彼女もそのうちの一人だ。またコカインやヘロインに比べ、大麻の使用が多いようだ。親がドラッグを使うことで生活が荒れ、子供の安全の確保や生活の安定の維持ができなくなるケースはあとをたたない」と報告している。

画像は『Manchester Evening News 2018年10月24日付「Three-month-old boy died after being left strapped to pushchair for 12 hours while his mum smoked cannabis」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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