どんな書類でも細かく刻んで処理してくれる万能な電動シュレッダー。しかし2歳の子供には、シュレッダーにかけてはいけないものといいものの区別が当然つくはずもなく、このほど両親が貯めていた1,000ドル以上をシュレッダーにかけ、お札は無残にもただの紙屑になってしまった。『PEOPLE.com』『Good4Utah』などが伝えた。
両親を驚愕させたのは、米ユタ州ソルトレイク郡ホラデイに住むレオ・ベルナップ君(2歳)だ。レオ君は普段から、母ジャッキーさんがジャンクメールなどをシュレッダーにかけるのを一緒に手伝うことがあったそうだ。ジャッキーさん曰く、シュレッダーの使用後はいつもスイッチを切っておくのだが、レオ君はいつの間にか操作方法を覚えてしまっていたようだ。
ユタ州大学のサッカーチーム「Utah Utes(ユタ・ユーテス)」の熱狂的なファンであるレオ君の父ベンさんは、自身の両親からこのチームのシーズンチケットを貰ったが、代金を両親に返してあげようとジャッキーさんと一緒にコツコツとお金を貯めてきた。そして両親に、感謝を込めてギフトとして贈ろうと封筒に1,060ドル(約12万円)を入れて置いておいたのだが、9月30日に家の中からその封筒が忽然と消えたのである。
2人は必死になって家の中を探した。家具の後ろや隙間、もしくはカーペットの下に入り込んでいないかなどあらゆる場所を探したが見つからなかった。消えたお金の行方について考えも尽きそうになった頃、ジャッキーさんが「もしや…」とシュレッダーに目を向けた。
予想したくなかったであろう悪夢が事実となってしまった。シュレッダーには、