海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】定期検診で「余命2時間」と宣告された女性(英)

驚きを隠せない中で、身内に「最後の挨拶に来てやってほしい」と電話をしなければならなかった。

「夫が、私に別れを告げに来てくれとみんなに電話している姿を見て、信じられない思いでした。ただただ恐怖を感じていました。私たちの家から病院までは2時間半ほどかかるんです。その時間が私の余命だと医師に告げられたんですよ。」

突然の知らせを聞いたケイさんの3人の子供たち、ダニエルさん(28歳)、ケーンさん(19歳)、シャーロットさん(18歳)はすぐさま病院へと駆けつけた。しかしケイさんはまだ幼い末っ子のコービン君(8歳)だけは病院へ連れてこないでくれと3人に頼んだという。残り数時間の命である人生をどのように過ごせばいいのか、ケイさんは恐らくパニック状態であったことだろう。ダニエルさんが「土葬か火葬か、どちらにするか」と聞いてきた時も、当然答える余裕などなかったと話している。

悪夢の宣告をされたケイさんと家族であったが、奇跡的にも数時間の余命を通り越し、その夜も持ちこした。スウィンドンにあるグレート・ウェスタン病院の医師らは、なんとか一命を取り留めたケイさんを心臓移植待ちのリストに載せることにした。その結果、12月にはドナーが見つかったが、残念ながら適合せず手術は叶わなかった。大きく失望したケイさんだったが、それから4か月後の今年4月、ようやく適合するドナーが見つかり心臓移植手術が行われた。

手術は成功し、術後から3週間以内には退院できたというケイさん。現在も自宅で療養中とのことだが、「今でも自分の身に起こったことが信じられない」と驚きを隠せない。

画像は『Daily Star 2018年9月30日付「Mum told she had just HOURS to live during routine check-up」(NC) 』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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