海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】マクドナルド、消火活動後の消防署員に無料で飲み物を提供することを拒否(英)

スティーヴ・ブラウン消防署長や署員フィル・リーさんは「飲み物をご馳走してくれた女性と若い男性の親切には本当に感謝します」とお礼の言葉を綴った。しかしユーザーらからはマクドナルドに非難の声が相次いだ。これを受けてマクドナルド側は謝罪し、このように述べている。

「地域社会を守るために人生を捧げ、素晴らしい緊急サービスに尽力して下さる消防署員の方々には本当に感謝します。昨晩の火事に勇敢に取り組んだ署員の皆様には謝罪をさせて頂きたい。当社は当然のことながら、署員の皆様の代わりに支払いをした一般のお客様に返金し、地元の消防救助サービスにも直接連絡させて頂く所存です。」

幸いにもこの火事では誰一人として怪我人は出ておらず、出火元の「B&M」でも店員は全員無事だったということだ。消防署員らからすれば火事に巻き込まれた人がいなかったことが何より嬉しいことではあるが、長時間にわたる献身的な消火活動に理解の姿勢を見せてくれなかったマクドナルドに対しては残念な気持ちになったようで、Facebookのアカウントには「Shame!(残念!)」という言葉が綴られてあった。

このニュースを知った人からは、「マクドナルドって、どんな理由があっても絶対に無料で商品を手渡すなって店員は訓練されているんだろうね」「それにしても、夜通し頑張って仕事してくれた職員らに飲み物もオファーしないって、ケチくさいったらないんだけど」「でも消防署員は自分たちの仕事をしただけでしょ? なんでマクドナルドで無料の飲み物を期待するわけ?」「仕事を頑張った人なら誰でもファストフード店で『タダでサービスしろ』と言う権利があると思っているのか?」「いや、何も誰彼構わず店に入って無料で飲み物を要求することが正しいというのではなく、近くで大きな火事があったことはマクドナルドだって知っていたはず。せめて『お疲れ様』という親切さは持ち合わせるべきだとは思うけど」「でも店員が勝手に判断できないっていうところもあるだろうね。それでクビになったら困るわけだし」といった様々な声があがっている。

画像は『Metro 2018年10月14日付「McDonald’s refuses to give free hot drinks to firefighters tackling huge blaze」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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