このように綴った。
「レナウドさんとダイアンさんは犬の命を救ってくれました。たかが犬だから―とその命を軽く見る人も中にはいますが、私はそうは思いません。彼らのように素晴らしい人たちは、こんなふうに日々些細なことから大きなことまで精いっぱい素晴らしい対応をしてくれているのです。」
7月9日、米テレビ番組『Good Morning America』のインタビューに応じたレナウドさんはこのように語っている。
「乗客の様子をチェックするために通路を歩いていたら、クレートから犬を出している乗客に気付いたんです。犬は具合が悪そうで気絶しているかのようにも思えました。その後、激しく喘ぎ出した犬を見て、私自身もフレンチ・ブルドッグを飼っていますからきっと暑さにやられたのだろうと思い、氷を与えました。ですが具合は良くならず、命を救うために酸素マスクを使うことを考えました。パイロットに連絡し事情を説明すると、許可が下りたのでマスクを使用したのです。そうしたら何事もなかったように回復しました。」
また、この件を知ったジェットブルー側は「我が社では、乗客全員に安全かつ快適なフライトをして頂けるよう心がけています。我々CAの迅速な対応に感謝したい」と述べた。機内の犬がCAに命を救われるという珍しくハッピーエンドの結末に、飼い主のミッシェルさんだけでなくジェットブルー側も胸を撫で下ろしたことだろう。
画像は『ABC News 2018年7月9日付「Plane crew comes to rescue of dog with oxygen mask for flight」(Michele and Steven Burt)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)