海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】ホームレス生活やいじめを乗り越え、ハーバード大入学を手にした18歳少年(米)

現在の寄宿学校にも奨学金を受けて通えることになり、今年の首席代表として間もなく卒業予定である。さらにこの秋から念願のハーバード大学への入学が許可された。その嬉しい知らせを受け取ったのは、リチャードさんが修学旅行でパリを訪れていた時だったそうだ。

「サッカーやバスケットボールなどのスポーツに打ち込む人もいますが、私の場合、奨学金で大学に行きたいという願いを叶えるために、ただひたすら勉強しました。“ハーバード”というあだ名をつけられたことも今となっては笑い話です。プロモーションのメールを受け取ったことが、私の人生を変えたのです。」

小学生時代から、周りの誰よりも質問の答えを出すのが速かったというリチャードさん。そんな息子の聡明さに母親は当然気付いていたようだ。リチャードさんは「母は、私がきっとハーバード大に入学できると信じていました。私は母を見て頑張る姿勢を学んだのです」と母親への感謝と喜びを口にしている。これまでの道のりは決して容易ではなかったが、名門大学への一歩を掴んだリチャードさんの夢はますます広がっているようだ。大学では人工知能を生み出すコンピューター科学を学ぶそうで、将来はいつか自分の会社を立ち上げたいと語っている。希望溢れる人生がまだ始まったばかりであり、これからも夢に向かって着実に歩もうとしているリチャードさんの笑顔はとても眩しい。

ホームレス生活から自身の努力で這い上がり、夢を実現させた人はリチャードさん以外にもいる。昨年5月には、ドラッグに依存しホームレスだった51歳の女性が生活を一変しハーバード大学のエクステンションコース(夜間・通信教育講座などの特別コース)を卒業したニュースが伝えられた。

画像は『New York Post 2018年5月23日付「Teen who was once homeless gets full ride to Harvard」(AP)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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