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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】飲酒運転で事故を起こした男、瀕死の友人に罪を擦り付ける(米)

数時間後に頭部外傷のため亡くなった。ジャックは当時のことを「ジェイムズはかなり酔っていたが、それでも運転すると言って聞かなかった」と証言した。

しかし警察の科学捜査で、運転席側にある血液などから採取したDNAがジャックのものと一致することが判明し、彼の証言に偽りがある可能性が出てきた。さらに助手席側の車の損傷はジェイムズさんの右側頭部が激しく打ちつけられたことでできたものであることも明らかになった。

これにより警察は、飲酒運転をしていたのはジャックであり、ジェイムズさんは助手席にいたことを突き止めた。また医師は、ジェイムズさんが事故の衝撃で意識を失ったと結論づけており、自ら車の外に出るのは難しいとして、罪を隠ぺいしようとしたジャックへの嫌疑はさらに大きくなっていった。

ジェイムズさんの検死を行った病理学者は「彼は地面に倒れているのを発見されたが、あの状況で自ら車の外へ出たとは非常に考えにくい」と話している。

ジャックは未必の故意による殺人罪、事故現場を離れたことにより人を死亡させた罪、アルコールによる危険運転致死罪、司法妨害罪で起訴され、今月23日に出廷した。事件を管轄しているブーン郡警察署のマイク・ニールセン氏(Mike Nielsen)は、「彼を失ったことによる悲しみに対して、ご家族には心からお悔やみ申し上げます」と述べている。

画像は『Metro 2018年5月18日付「Drunk driver ‘crashed car, then moved dying friends body to driver’s side to blame him’」(Picture: Boone County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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