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writer : maki

【エンタがビタミン♪】『ブラックペアン』小泉孝太郎、揺れ動く高階先生を熱演「私にはもう失うものはない」

すぐに佐伯が手術の不備を指摘して論文撤回を訴える。そのことで高階は帝華大学にも東城大学にも居場所が無くなってしまう。

時を同じくして、小春ちゃんを再手術で救うには帝華大が持つ医療機器「ダーウィン」を使うしかないと決意した高階は、西崎と佐伯にそれぞれ頭を下げて説得する。

「おかげでようやく気付いた。私にはもう何も失うものはない。だからこそできることがある」との思いが彼を突き動かしたのだ。

高階は「論文で地位を得ることに興味が無い渡海先生のような人が一番強い」と考えて、渡海に断られながらも「ダーウィン」の説明書を渡す。どうしても救いたい命があるのだと訴える彼の背中に、渡海は「人って変わるんだな」と囁くのだった。

「ダーウィン」を東城大に持ち込んで手術することになり、帝華大の松岡仁(音尾琢真)が執刀医を務めた。ところが慢心した松岡は子どものサイズに合わせて機器を調整しておらず、失敗して大量に出血させてしまう。

助けを求めてオペ室を飛び出した高階は、廊下を歩いてくる渡海と看護師の“ネコちゃん”こと猫田麻里に出会う。渡海から「行くぞっ」と声をかけられて3人が並ぶ姿は、ヒーローを彷彿とさせる頼もしさがあった。

そうやって人間的に成長を見せていく高階だが、彼を再び認めた西崎から「国産ダーウィン」を東城大に持ち込むよう依頼される。またしても「立場」を得た彼は佐伯や渡海にどう対するのか、これからの動きに注目したい。

画像は『TBS日曜劇場「ブラックペアン」 2018年5月20日付Instagram「第5話放送まであと2時間」「第5話は本日よる9時」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

「ダーウィンポーズ」を考えた趣里、小泉孝太郎、竹内涼真(画像は『TBS日曜劇場「ブラックペアン」 2018年5月20日付Instagram「第5話は本日よる9時」』のスクリーンショット)

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