海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】宝くじで11億円当選もほとんどを寄付した“チャリティの天使” 77歳で死去(英)

バーバラさんは健康上の問題を抱えていた。腰や背中に痛みを感じるようになり乳がんが発覚した後は、乳房切除術を受けた。今回、胆石の手術を行ったが合併症を起こし敗血症となり、21日に帰らぬ人となってしまった。レイさんは、愛する妻の死を悼みながらこのように話した。

「私たちは宝くじに当選する前も幸せでしたが、当選してからの18年間は素晴らしい日々でした。妻は本来、とても思いやりのある心優しい人なのです。妻が働いていたNHS(英国民保健サービス)にも多くの寄付をしたのですが、結局こんな結果になってしまい本当に残念です。」

大金を手にしても、周りへの優しさを忘れず他人を助け続けたバーバラさんは、宝くじ当選後もレイさんとともにLotto(宝くじ)を買い続けていた。「当選したら、また寄付するわ。そうしたらもっと多くの人がハッピーになるでしょう」と話していたバーバラさんは、まさしく“チャリティの天使”という呼び名がふさわしい。

このニュースを知った人からは、「なんて素晴らしい夫婦なの。バーバラさんが亡くなってご主人やお子さんたちも本当に寂しいでしょうね。どうか安らかに」「バーバラさんの親切な行為は、きっと多くの人の人生を変えたと思う」「良い人って早く亡くなるってやっぱり本当なのかな…。幸せになるのに貪欲になる必要なんかないんだって気付かせてくれるね」といった声があがっている。

画像は『Daily Record 2018年5月23日付「Lottery ‘angel’ Barbara Wragg dies aged 77 after giving away £5.5m of her fortune」(Image:SWNS.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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