「誰がどのような理由で犬を置き去りにしたのかは分かっていません。ただ言えることは、ここに長くいたら命が尽きていたということです。私達が確認した限りでは、そこに食料や水を与えるためのボウルさえも見当たりませんでした。」

「この子は避妊手術を受けておらず、マイクロチップも装着されていませんでした。でも本当に良かったです。少なくとも犬は、今が安全な状態であることを分かっているようです。そして嬉しさで飛び跳ねるこの犬に、私達は“ジャンピング・ビーン（Jumping Bean）”と名前を付けました。」

「ジャンピング・ビーンは魅力的な性格の持ち主で、誰にでも愛情表現を示し、自分のことを気付いてもらおうと必死になるんです。でも今は、とても幸せそうです。」

人懐っこい性格のジャンピング・ビーンに新しい飼い主が現れるのも、遠い未来のことではなさそうだ。しかしこの中古住宅に買い手が見つかっていなければ、ジャンピング・ビーンの命の保証はなかったことであろう。

画像は『Stray Rescue of St.Louis Official　2018年3月13日公開 YouTube「There’s a dog chained up in my basement – Stray Rescue of St.Louis」』のサムネイル
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）