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writer : maki

【エンタがビタミン♪】『アンナチュラル』に予見性 最終回で神倉所長(松重豊)のセリフがタイムリー

「素晴らしい上司。この所長さんがいるだけで、このラボで働く価値ある!」という声をはじめ「ぶっ込んでくるなぁ、めちゃリアルタイムやん」「神倉所長、最高…! ドラマとは思えぬほど、現実と度々リンクする。今のこのタイミング、ほんとに鳥肌」など多くの反響があった。

脚本を担当する野木亜紀子さんは2月16日にSNSで「アンナチュラルの脚本は昨年内にすべて書き終え、その後は次の作品に取り掛かっています…」とつぶやいていたが、まるで「森友学園問題」の再燃を見通していたかのようだ。

また、今年の1月19日に放送された第2話で「自殺サイト」に絡む事件を扱っているが、昨年10月31日に発覚した「座間9遺体事件」を思い起こさせた。3月2日放送の第8話で神倉所長が東日本大震災の被災地で多くの遺体を見てきたことを語る場面など、タイミングを考慮して書いているとしても、全般に予見性を感じるドラマだった。

画像は『井浦新 2018年3月16日付Instagram「アンナチュラル みなさんの記憶にのこる作品になりますように」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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