海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】日本行きの便に誤って乗せられた犬、無事アメリカに帰国 飼い主「ユナイテッド航空は二度と利用しない」

「無事に戻って来てくれたことが本当に嬉しい」と愛犬との再会に喜びを露わにした。日本からの飛行時間は11時間以上、本来の到着予定時間からおよそ48時間後に家族と再会したアーゴは、飼い主に会えた興奮で跳びあがって吠えた。思わぬ場所へと送られただけでなく長旅を強いられたアーゴは見た目元気そうだったが、カーラさんは「念のために動物病院へ連れて行く」と話している。

ユナイテッド航空は今回、2匹の犬をそれぞれ間違った便に乗せてしまった事実を認めた。スポークスマンのジョナサン・グェリンさんは「最速な方法で、アーゴを家族のもとへ戻しました」と述べ、グレート・デーンも15日に日本へ搬送されたことを明らかにした。同航空会社はカーラさん一家に謝罪し、現在引き続きどのようにして入れ違いが起きたのかを調査中という。

なお米メディア『CNN』によると、ユナイテッド航空はこの1週間にペットの対応で3回も不祥事を起こしていた。3月12日には、乗客がキャリーバッグに入れていたフレンチブルドッグを荷物棚に置くようにCAが指示したことが原因で犬が死亡し、その翌日には誤ってアーゴを日本行きの便に乗せた。さらに15日にはこのようなミスが発生している。

15日、ニュージャージー州ニューアーク・リバティー国際空港からミズーリ州セント・ルイスへ向かう予定のユナイテッド航空3996便の中に、オハイオ州アクロンへ向かうはずのペットが同乗していた。これに気付いた飛行機は、33人の乗客を乗せてアクロンへと目的地を変更。ペットは無事に飼い主と会うことができたようだが、迷惑を被った乗客全員にはユナイテッド航空側が賠償をオファーしたという。なお、賠償内容に関して同航空側はノーコメントを貫いているもようだ。

今回の件で、カーラさんは「もう二度とユナイテッド航空を利用しない」と口にしている。

画像は『CNN 2018年3月16日付「Dog mistakenly flown to Japan reunites with family」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

1 2