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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】宝くじで1億円を当てた男性、末期がんで23日後に亡くなる(米)

彼が末期のがんであることと、入院しているが恐らく助からないだろうということを伝えられた。

ドナルドさんは、大金を手にしてわずか23日後の1月26日に旅立ってしまった。ダニエルさんは「彼はとてもいい人でした。宝くじのお金で、きちんとしたお葬式を出してあげてほしい。もっと彼に時間が残されていたら良かったのに」とその突然の死を悼んだ。

死亡記事サイト『Dignity Memorial』によると、ドナルドさんはニューヨークのクイーンズ区で生まれ、ロングアイランドで育った。仲が良かった父親ジョンさんから大工仕事を教わり、一緒に働いていたそうだ。そして大きな会社で大工としての経験を積み、シドニーへ移り住んでからは独立している。ドナルドさんは周りを常に助け正しいことを教え導くというその素晴らしい人となりだけでなく、完璧に仕事をこなす腕の良い職人としても知られていたようだ。

シドニーへ移り住んでおよそ10年。パートナーのジュリー・ウィーラーさんとは12年の付き合いで、ドナルドさんは彼女の2人の息子の子育てにも協力を惜しまなかったそうだ。これからリタイアして、手に入れた思わぬギフトで老後を楽しむはずだった矢先の悲劇となってしまった。なおドナルドさんの葬儀は、1月31日に執り行われた。

このニュースを知った人からは「なんて悲劇」「皮肉な運命だね」「宝くじに当たるまで具合が悪かったのに、病院にも行く余裕がなかったっていうのは…なんか悲しい」「良い人だったんだ。せっかく幸運を手にしたのにほんとうに残念」といった声があがっている。

画像は『ABC News 2018年2月1日付「Weeks after winning $1 million lottery, man dies of cancer」(WABC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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