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writer : shiina

【海外発!Breaking News】駅に生息する約300匹のカメ 増えすぎて“新居”にお引越しへ(スペイン)

ペットの放棄や外来種の違法販売が環境に悪影響を及ぼすという内容の常設展示が設置されることになっている。

そして全てのカメは、マドリードから約60キロ離れたナバス・デル・レイの野生動物園に引き取られることが決定している。野生動物園には今後、300平方メートルの生息地が造設され、その内部には約160平方メートルの池、また日光浴をするための岩も多数設置されるという。だが敷地内底部はカメの産卵に適した場所を減らし繁殖をコントロールするため、コンクリートで完全に塞がれることになる。野生動物園におけるこの場所はカメにとって安住の地となるが、外来種である彼らがここで自由に子孫を残すことは許されないようだ。

画像は『The Local es 2018年1月19日付「Madrid’s Atocha railway station is about to lose its famous turtles」(Photo: Jim Whitehead /Flickr)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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