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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】青木ヶ原樹海で発見した遺体を動画投稿 米YouTuberに批判噴出

樹海を出たローガンさんらは入口の駐車場で引き続き撮影を続けており、友人らと笑いあう様子も収められている。「あのような光景を目の当たりにして、笑うことで何とか自分を保とうとしたんだ」と説明したが、この動画を見た人々からは「若者の死をネタにYouTubeに投稿して、億万長者でも狙っているのか」「自殺はジョークじゃないのよ! なんでこんな動画を投稿するの。子供たちだって見るかも知れないでしょう」「こんな投稿で収入を得ようとするなんて最低」「お前なんかYouTuberとして成功する価値などない」などと批判が殺到した。

1日にして600万回以上の視聴回数を得た動画は、投稿の翌日に削除された。批判の中には「ローガンのYouTubeチャンネル自体を廃止しろ」という声もあったようだ。これを受けてローガンさんは1月2日に自身のツイッターアカウントにこのような謝罪文を投稿した。

「本当に申し訳なかったと思っています。こんなに批判を受けたのは今回が初めてです。僕は周りを良い人たちに恵まれて、僕自身いつも正しい判断で行動していると信じてきました。でも僕も人間です。過ちを犯してしまうこともあります。この投稿は、閲覧数を稼ぐことを目的としたものではありませんでした。結果として多くの人が閲覧してくれたけれど、僕としては自殺は止めよう、自殺を考えている人を阻止しようというポジティブな呼びかけの意図で投稿したのです。もし、この投稿で自殺を考えていた人が思い留まってくれるのであれば、その価値があると思ったのです。僕の投稿が毎回、大きな影響力を持つことは知っていたので、それに対する責任も十分自覚していたつもりでしたが、初めて自分の力を間違った方向へ導いてしまったことを反省しています。もう二度とこのようなことはしません。」

このニュースを知った人からは「こういう無責任な投稿には吐き気がする」「遺体を発見して、笑い声を漏らすという神経が分からない」「これだけ閲覧数を獲得して収入を得ているんだから、批判なんて本当は気にしていないんじゃないの?」「私の息子は26歳の時に自殺したの。自殺者の遺族を悲しませるような動画を投稿するなんて、悪でしかないわ」「閲覧数を得るためじゃないって…何を嘘ついているんだ」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年1月2日付「YouTuber Logan Paul posts sickening video of dead body in forest to 15 million subscribers」(Picture: YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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