イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】「U2」ボノ今の音楽界を嘆く「ずいぶん女の子っぽくなってしまった」

むさぼるようにロックンロールを聴き、演奏することでそれを解き放っていたというボノ。ドラムであったりギターであったり、音楽、つまりロックンロールに触れることは若い男の子の心の中に自然と生まれる苛立ち、怒り、ストレスといったものの最高のはけ口になると強調する。ボノのおすすめするロックバンドはイギリスが誇る「ザ・フー(The Who)」と米シアトルの「パールジャム(Pearl Jam)」と言い、パール~のヴォーカルであるエディ・ヴェダーのスタイルに自分と同質の怒りの発散を感じ取れるそうだ。

すでに殿堂入りしたロックンロールの大御所たちがまだ現役として頑張っており、コンサートを開けばチケットは完売となる。だが客のほとんどは「彼らの音楽は自分の青春だった」と懐かしむような世代だ。若い男子が怒りや苛立ちを発散させるためにロックンロールの存在が重要だとすれば、彼らが真に同調できる若手のロックスターが次々と現れてくれなければ困るのだ。ボノにもまだまだ頑張って頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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