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【海外発!Breaking News】海が真っ赤に染まる! フェロー諸島のクジラ追い込み漁(デンマーク)<動画あり>

シーシェパード・イギリスを率いるロブ・リード氏は「フェロー諸島でのイルカやクジラの残忍な殺戮が現在も引き続き行われていることを、世界に知らしめなければなりません」と語っているが、フェローの政府は「彼らは私たちを精神異常者、悪魔、狂人などと呼び、マイナスのイメージばかり強調している。これではフェローの住民への怒りや憎しみが増すだけだ。しかし追い込み漁は我々の伝統文化であり、捕獲した肉や脂肪は無料で参加者や住民に分配される。これらは住民にとって貴重な食糧であり、漁ができなくなれば輸入に頼るしかなくなる」と憤りを隠さない。

さらに「今年度はこれまでに1700頭、2016年は295頭、2015年は501頭のゴンドウクジラやイルカを捕獲した。ゴンドウクジラは北大西洋東部には778,000頭、島周辺の海域には100,000頭が生息していると言われ、絶滅危惧種にさえ指定されていない。捕獲量はその年によってまちまちだが、これまでの長期にわたる記録を分析した結果、我々の年平均の捕獲量は800頭ほどである。この漁は持続可能であり、自然資源を有効的に活用しているだけで、島の自給自足率が高いのもこの漁のおかげといえる」と述べ、外部からの価値観を一方的に押し付けられることに反発している。

画像は『Sea Shepherd Global 2017年11月8日付「Operation Bloody Fjords update: Covert patrols documenting the slaughter go completely undetected by the Faroese government」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

真っ赤に染まった海で作業をする住民たち(画像は『Sea Shepherd Global 2017年11月8日付「Operation Bloody Fjords update: Covert patrols documenting the slaughter go completely undetected by the Faroese government」』のスクリーンショット)

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