イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達・番外編】ダイアナ妃の衝撃の死から20年 ウィリアム王子&ヘンリー王子が語った「喪失感」「後悔」「母への思い」

【ヘンリー王子の言葉】
■母の死には向き合いませんでした。決してね。だから心に埋もれたままの感情がいっぱいでした。そして考えることも嫌だと思っていたのです。

■母の死について胸中を明かさなかったことを後悔しています。(愛する人を亡くして)苦しんだっていい。でもそれには、心に抱えたものを話すという前提が必要です。苦しくたって、弱くなんてない。弱いのは、問題を抱え意識しているのにそれを解決しようとしないことです。

■とにかく残念でならないのです。母がもういないということがね。僕達が成し遂げたことを知れば、母はすごく誇りに思ってくれたことでしょう。

■母が人々の記憶から消えないよう、僕達は何だってやる気です。母の才能の多くが、僕の仕事で示せたら…僕はそう願っています。

■こう願っているんです。母が目に涙をためて、僕達が成し遂げたことを誇りに思ってくれているとね。

■母親を幼くして亡くすことは人生に大きな影響を与えます。だから僕は、自分と同じような立場の人達にアドバイスをしてあげたいと考えています。

■毎日何をしていても、母なら何と言うだろうと思ってしまう。そして母ならどうやって皆を笑わせるのかなって…。母がまだ生きていたら、世界はどうなっていたでしょう。そして状況は今とどう違っていたのでしょうか。

■幼くして母を亡くした僕は、自分の立場が嫌だった。でも人々の話に耳を傾けて、自分の役割を良いことに役立てようと決めたのです。

■母は僕達に普通の暮らしを見せてくれた。ホームレスの人達にも会わせてくれたのです。だから現実から完全に切り離されることはありませんでした。皆さんはきっと驚くでしょう。僕と兄は普通の暮らしをしているのですから。

■母のユーモアセンスは抜群だった。何でも楽しいことに変えてしまおうとしたんです。と同時に、母は僕らを守りたいと願っていました。

ダイアナ妃が死亡した時、ウィリアム王子は15歳、ヘンリー王子はまだ12歳であったが、王子達は母とマクドナルドに行くなど、普通の子どもの楽しみもしっかり経験させてもらったという。母ダイアナと暮らした年月は決して長くはなかったが、普通の感覚、チャリティの大切さ、人を思いやる気持ち、楽しみを見出す方法を学んだ2人は実に立派な王子に成長した。なおヘンリー王子は30歳前にしてセラピーが必要だと判断され専門家の助けを得て救われたというが、ヘンリー王子やウィリアム王子の心の傷はまだ完全には癒えていない

画像は『Kensington Palace 2017年8月31日付Instagram「The Duke and Prince Harry are grateful for the many flowers, letters and messages they have received about their mother and wanted to say thank you to those who made the journey to Kensington Palace. PA」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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