熱中症にかかる人が急増する7月は、政府が定めた「熱中症予防強化月間」だが、熊谷市では、6月1日から9月30日まで「クールシェアくまがや」として、ひとり一台のエアコンの使用をやめ、涼しい場所に集まって、みんなで夏を楽しく快適に過ごす取り組みを実施している。市内にいくつものクールシェアスポットを提供しているが、こまめな水分補給と健康維持習慣を促すため、今回アイス抹茶ブースが設置された市役所もそのうちの一箇所だ。市役所の建物には「熱中症に注意しましょう」と書かれた大きな垂れ幕がかけられ、市役所内の熊谷市マスコットキャラクター「ニャオざね」も、「暑さ対策日本一!!」という文字が入った王冠をかぶり、「熱中症に注意するのにゃー」と書かれたタスキで、熱中症予防を呼びかけている。他にも全国初の「熱中症予防ゲーム」を作成したり、今年度小学生と75歳になる人に「クールスカーフ」を、3歳になる子に「ニャオざね」の垂れ付きクールキャップをプレゼントするなど独自の暑さ対策を熊谷市では行っている。

熊谷市内での開催日時は次のとおり。
■熊谷市熱中症予防強化月間と連携した無料試飲会
日時 2017年7月24日（月）～7月28日（金） 10:00～16:30
会場 熊谷市役所本庁舎1階ホール「まちなかオアシス」
埼玉県熊谷市宮町二丁目47番地1

■「八木橋百貨店」熱中症予防啓発と連携した無料試飲会
日時 2017年7月24日（月）～7月28日（金） 10:00～16:30
会場 八木橋百貨店 エントランス・大温度計周辺
埼玉県熊谷市仲町74番地

「ネスカフェ ドルチェ グスト 宇治抹茶」の無料試飲会は、「暑さ対策日本一の都市」岐阜県多治見市でも6月30日に実施された。こちらでは約250杯のアイス抹茶をふるまったという。同市では、8月16日にも再び開催するそうだ。また7月29日には観光客でにぎわう京都市二条城でも実施予定だ。

熊谷市だけでなく熱中症に注意が必要な日本列島。こまめな水分補給など万全な暑さ対策で、この夏を乗り切りたいものだ。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）