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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】シカゴ市警、女性捜査官を2度の窃盗行為にも懲戒免職処分せず 市民は激怒

こうしたことに、現在シカゴの「ノースウェスタン大学」内・公共安全センターのエグゼクティブディレクターを務めている元警察署長のデヴィッド・ブラッドフォード氏は、「規律を守らない人間がいると部署全体の秩序や士気に影響する。善良な警察官への悪い影響が心配されるほか、コミュニティからの信頼をも左右する」と批判。これには神経をとがらせたとみえ、CBSの最近の取材に市警は「やっと内部調査が終了し、この問題はすでに警察の調査委員会に委ねられています。本人に辞職を勧告しました」と答えている。しかし本人が体調不良を理由に休職願いを出しただけで、それは中途での幕引きに過ぎなかった。事件を起こしてもなお年間あたり9万ドルもの給料を受け取っており、犯罪者更生のためのプログラム受講の費用も2万5千ドルほどに上ることから納税者の怒りはただ事ではないようだ。

半年ほど前にはニューヨーク市からこんな事件も伝えられた。ブルックリン区の「マクドナルド」から911番通報が入ったが、カウンターで銃を振りかざしながら怒鳴り散らしていた男は泥酔した連邦保安官補(deputy marshal)。司法省に属して連邦裁判所の警備、判事、検事、陪審員の保護にあたる人物とあってニューヨーク市警はひたすらゴマをするしかない。男は同店舗への「接近禁止命令」が言い渡されたのみであっという間に釈放となっていた。

出典:http://www.cbsnews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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