海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ドイツLCCパイロットが上空で失神 CAが代わりを果たして無事着陸!

英メディア『metro.co.uk』が伝えているところによれば、トラブルが起きたのは昨年10月11日のこと。ドイツからスペインのパルマ・デ・マヨルカに向け、乗客乗員195名を乗せて地中海上空を飛行中であったTUIフライの旅客機において、副操縦士が突然意識を失ってしまった。それを知らせるとともに、機長は着陸態勢に入る準備を手伝うよう客室乗務員(以下CA)に要請したという。

そしてある女性CAがコックピットへ。彼女は機長の指示に従い、とてつもない緊張の中ではあったが負傷者を出すこともなく着陸を成功させた。機長と副操縦士はさまざまな役割分担のうえで着陸態勢に入るが、多くの場合で機長が操縦を行い、副操縦士が計器類を確認し、管制塔との交信などを行うとのこと。旅客機の安全運航に関するさまざまなことを学ぶCAだが、彼女の知識はたいしたもので機長にとって非常に心強い存在であったようだ。

同エアラインの広報担当者はメディアの取材に、「彼女の勇気に対しては何らかの形で報酬があると思われます」と話している。なお報告書によれば、その旅客機には偶然にも医師が搭乗しており、診断は「トイレを出た後に極度の低血圧に陥った」というものであったという。

数年前には、パイロットがフライト中に心臓発作死というトラブルがカタール航空の旅客機で発生していた。マニラ発ドーハ行き645便の操縦かんを握っていたのは当時43歳のインド人パイロット。幸いにも同機にほかのパイロットが搭乗していたことから大事には至らずに済んだ。パニックを防ぐため、乗客にそうした事実は一切伝えられなかったという。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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