■エマ・ストーン
エマに憧れる米アリゾナ州在住の高校生ジェイコブ君は、エマの大ヒット作品『ラ・ラ・ランド』にインスパイアされたビデオを制作した。同作品でエマと共演したライアン・ゴズリングによく似たジェイコブ君は、友人らにも協力してもらい歌まで披露。「ぜひ一緒にプロムへ」と大好きなエマに依頼し、それが一気にネットで広まりエマの知るところとなった。エマはジェイコブ君に手紙を書き、このように伝えている。

「ジェイコブ君、これまでで最高のお誘いに感謝しています。どんなに光栄に思ったか、言葉では表現もできないわ。この素晴らしいビデオを観て、頬がゆるみっぱなしでした。でも今、私は仕事でロンドンにいます。ジェイコブ君がプロムで最高のひとときを過ごしますように。私のことを思ってくれたなんて、感謝しています。どうもありがとう。追伸：確かに目のあたりがライアンに似ているわね。愛を込めて　エマ」

■マイリー・サイラス
2014年のこと、マイリーの大ファンというマット君はやはりビデオを制作。その中で「プロムにぜひ一緒に行ってくれませんか？」とお願いしたマット君は、「ツアーで2月27日にアリゾナに来た際に、この大事な質問への答えを僕にくれるよう願っています」と訴えかけ、動画が一気に拡散した。しかしマイリーはプロムには行けず、非常に申し訳なく思ったもよう。27日のショーではマット君をステージにあげ、楽曲『Adore You』をマット君に捧げるべく熱唱した。

■ジャスティン・ビーバー
ジャスティンを愛してやまぬケイディさんは、2011年に4分近いラップビデオを制作。その中で「私と一緒にプロムに行ってほしいの」とジャスティンにお願いしたのだが、残念ながら本人が出席することは叶わなかった。しかしこの特別な晩のため、ジャスティンは特別にビデオメッセージ制作。それがプロムの晩にケイディさん、またプロム参加者の前で上映され、ケイディさんはもちろん友人達も大喜びした。またこの中でジャスティンは「ぜひ『ビルボード・ミュージック・アワード』授賞式においでよ」とケイディさんを招待し、会場の生徒達はまさにカオス状態に。ジャスティンの粋な計らいで、ケイディさんは夢のようなプロムを満喫することができたという。

■ケイト・アプトン
2013年のこと、ロサンゼルス在住のジェイク君はケイトのためにやはり動画を制作し「一緒にぜひプロムへ」と猛アピール。これがやはり話題になりケイトにも情報が入ったのだが、残念ながらケイトは予定が詰まっており出席不可。しかしケイトは「ならば代わりに」と友人で超美人モデルのニーナ・アグダルをプロム会場に行かせたとのこと。その晩の様子はニーナがインスタグラムで公開し、話題になった。

このように、インパクトのある面白い動画は拡散が早く、セレブに自分を知ってもらうには良い手段だといえる。しかし最近では情報過多のためセレブの住所を簡単に入手でき、そのために家に押しかけ通報されるファンもあとをたたない。「気付いてほしい！」と願うほど大好きな相手に警戒されないよう、またストーカーと勘違いされた挙句に通報されぬよう、アプローチも「ほどほどに」を心がけねばならない。

出典：https://www.instagram.com/mileycyrus
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）