jaaviiさんの弟は自閉症であり、日常的なルーティンの変化を嫌う。普段利用していたお気に入りのDVD店が閉店になってしまう悲しみは、jaaviiさんの弟にとっては計り知れないものだ。
そんな息子の気持ちを汲んだ両親は、このほど息子のために自宅に「Blockbuster」を再現させた。息子のお気に入りDVDを揃え、まるで店の一部のように青地に黄色の文字で「Blockbuster」と入った店舗ロゴを付けたDVD棚を作成したのだ。
それを見たjaaviiさんの弟は大喜びした。その時の様子をjaaviiさんは「自閉症の弟は、Blockbusterが閉店になったから悲しんでいたけど、両親が彼のために自宅でミニBlockbusterを再現したんだ」と写真とともにツイートすると瞬く間に拡散し、12万件以上の「いいね」と3万以上のリツイートとなった。
jaaviiさんの投稿を見た多くのユーザーが、息子を想う両親の愛に感動しこのようなツイートを寄せている。
「あなたの両親はとても素晴らしいわ!」
「この投稿を見て、私もハッピーな気分になったよ。」
「心が温かくなる投稿をありがとう!」
「泣きそう。」
「ご両親、機転が利くね!」
コメントの中には「え、Blockbusterってまだあったの?」という驚きの声もあった。人々の中ですっかり忘れられつつあるといっても過言ではない「Blockbuster」だが、少なくともjaaviiさんの弟にとっては地元の店舗は、毎回通い慣れた心落ち着ける場所だったに違いない。それが閉店になり、自閉症の息子を傷つけないために考え出した“苦肉の策”が結果的に息子を大喜びさせた。その姿を見て家族全員がハッピーな気分になったことは、jaaviiさんの投稿した写真からもうかがえる。
今後、jaaviiさんの弟は自宅でゆっくりと好きなDVDを選び、楽しむことができるだろう。
出典:https://twitter.com/Javiii_Zuniga
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)