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【海外発!Breaking News】世界で最も太った女性 家族が「減量は失敗で危険な状態」と発言 病院と対立か(印)

これに対し主任肥満外科医であるアパルナ・バスカー(Aparna Bhaskar)医師は25日、「彼女が言っていることは全くのでたらめです。エマンさんがエジプトで継続して治療ができるのであれば、いつでも退院ができる状態ですが、シャイーマさんはエジプトに連れて行くのを拒んでいます。エジプトでの治療費は無料ではないですからね。経済的な問題があるのでしょう。それにエジプトでの医療にも疑問を持っているはずです」と反論。「医師を屈辱するにもほどがある」としてエマンさんの担当から外れることを明らかにした。病院では家族の助けを求める声に応える形で募金を集めたほか、エマンさんを迎えるにあたって15人以上の医師がチームとなって対応し、3000万ルピー(約5200万円)をつぎ込んだとも言われている。

また『Hindustan Times』は同日、エマンさんに最初の脳のCTスキャンが行われたことを伝えている。医師らは「CTスキャンにはエマンさんの体重が204キロ以下であることが条件となるため、彼女の治療が順調であることを証明できました。現在体重は171キロで、病院に来てから起こっている発作はてんかんによるものです」と指摘し、「予定よりも早く体重が落ちています。治療が終了すれば、病院に留まる必要もなくなるでしょう」と発表した。25日のスピーチセラピー終了後、エマンさんはアラビア語で4文だけ話したという。

病院のスポークスマンはシャイーマさんが病院や医師を批判していることに対して「言葉の壁や環境の違いが原因であったことは十分に推測できることです。また我々に対する期待が高すぎたのではないでしょうか。エマンさんは順調にいけば、予定されていた6か月を待たずに退院できるでしょう」と語っている。

医学的な証拠を次々と突きつけられ追い詰められた形となったシャイーマさんの今後の出方が気になるが、医師らは「時がたてば彼女の嘘が証明されるはず」と述べ、引き続きエマンさんの治療を続ける方針を示している。

なおエマンさんは寄生虫感染により皮膚が硬化し身体の一部が肥大する象皮症にもかかっており、常に空腹と感じてしまう遺伝子疾患、睡眠時無呼吸症候群、甲状腺機能低下症、糖尿病、高血圧症、体液貯留、腎臓疾患にも苦しんでいるという。

出典:http://www.newsjs.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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