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writer : ac

【海外発!Breaking News】コイン形リチウム電池を誤飲した2歳児 一命は取り留めるも、下半身麻痺か(英)

医師によると、誤飲されたコイン形リチウム電池は体内で放電し腐食するため、摘出した後も最低1か月は注意深い観察が必要であるという。ケイシーちゃんの場合は摘出までの時間が長かったため、食道、気管、そして背中側を通る大動脈までもが損傷を受けていた。

シェリルさんは医師に「ケイシーちゃんが助かる可能性は60%。危機を脱したとしても50%の確率で腰から下が麻痺する可能性がある」と告げられたという。現在はゆっくりと回復しているものの、ケイシーちゃんは口から食事をとることができず、鼻からチューブを通している。少なくともあと1か月の入院が必要で、さらなる手術の必要性もあるということだ。

コイン型リチウム電池は補聴器、玩具、腕時計などの小型の機器に使われており、今回ケイシーちゃんが誤飲したのは車のカギに使われていたものだった。

「英王立災害防止協会(The Royal Society for the prevention of Accidents、RoSPA)」のシェイラ・メリルさんは「好奇心旺盛な子供はなんでも口に入れたがります。家庭に電子機器が増えるに伴って、誤飲に伴う窒息や中毒症状を訴えるケースが急増しています。小さな子供を持つ親たちは、一見無害に見えるボタン電池の危険性についてもっと認識すべきです」と述べている。

出典:http://www.derbytelegraph.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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