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writer : ac

【海外発!Breaking News】全長3.6メートルのヘビ スーパーの冷蔵ケースで捕獲(南ア)

「キャ~。ヘビよ~!」

ムプマランガ州コマティプルトのスーパー「Spar」に、悲鳴にも似た叫び声が響き渡った。慌ててその場に走ったという店のマネージャー、マーティー・エスナフさんは、その時のことをこう振り返っている。

「店の中にヘビがいるというのでそりゃ、びっくりしましたよ。それによく見るとかなりの大きさだったんです。私には到底手に負えないと思ってスネーク・キャッチャー(ヘビ捕獲業者)を呼びました。」

「屋根をつたってきたか、それとも排水溝からか…侵入経路はわかりませんが、ヘビを掴んでしまった女性にとってラッキーだったのは、へビがほとんど冬眠状態だったということです。冷蔵で温度が低かったことが幸いして、女性が攻撃されることはありませんでした。」

駆け付けたスネーク・キャッチャーは並んでいたヨーグルトや牛乳を取り出すと、ヘビの全体像を確認してから作業を開始。動きが鈍いヘビの捕獲にそれほど時間はかからなかったようだ。ヘビはその後48時間観察下に置かれ、身体が温まってからクルーガー国立公園に放たれたという。

今回のヘビ騒動にマーティーさんは「スーパーの裏はヘビが好む茂みがたくさんあります。お客様にはヘビを見てもパニックにならないようにと日ごろから伝えています。とにかく何事もなくホッとしています」と安堵している。

捕獲されたヘビは全長3.6メートルほどのアフリカニシキヘビだったが、大きいものでは6メートルにもなる。毒はないものの獲物を見つけると絞め殺して補食するという。

なお先月、インドネシアの農園付近で行方不明になった男性がニシキヘビ科のアミメニシキヘビにスッポリ飲み込まれて死亡していた。また、タイでは自宅でシャワーを浴びていた女性がバスルームに潜んでいたニシキヘビに襲われ怪我をしている。まさに神出鬼没のニシキヘビ。生息地では用心するに越したことはない。

出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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