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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】スタバのバリスタに「デブ」と書かれた11歳少女、大ショック(スコットランド)

3月10日のこと、英スコットランドのエディンバラにある町ジョッパに住むテイガン・サンブスターちゃん(11歳)は、友達とフォート・キネアードにあるスターバックスへ出向いた。この日はテイガンちゃんにとって、両親の付き添いがない友達同士で初めての外出であった。

キャラメル・フラペチーノのショートサイズを注文したテイガンちゃんは席に座ってドリンクを楽しもうとしたが、友人がテイガンちゃんのカップに目を留めた。「これって失礼じゃない?」という友人の言葉にテイガンちゃんが自分のカップを見てみると、「デブ」と書かれたかのような文字があったのだ。

横線が入りその上を“Fat”の文字が並んでいるようにも見えるが、その下に“o”と思える文字もある。“Fat”もしくは“Fato”に見える文字に激しく落ち込んだテイガンちゃんは、すぐに店から母のディオン・フォードさん(34歳)に電話した。

事情を聞いたディオンさんはそのカップを持ち帰るように伝えたものの、テイガンちゃんは「もういいわ、ママ。だって私デブだもん」と話す。ディオンさんは店に対して「子供になんてことをしてくれたのだ」という怒りでいっぱいになった。

友人に先に文字を見つけられたテイガンちゃんは、ショックと同時にとても恥ずかしい思いをしたという。「もっと太った人にはなんて書くんだろうって思いました。太っていると指摘されたら傷つくし一生忘れることはできないと思う」と話している。

ディオンさんは「これまで私は毎日スタバに通ってましたが、もう二度と行きません」と語り、次のように不快感を露わにした。

「娘は11歳で165センチもありますが、決して太ってはいません。乗馬やロッククライミングだってしているし普段はとてもアクティブな子なんです。よりによって友達と出かけた時にこんな目に遭うなんて。娘は自分なんて大したことないって思って自信を無くしてしまったんですよ。まったくもって酷いことです。スタッフはちゃんとサービスについて教育を受けるべきだし、もしこれが個人攻撃だとしたらそんなスタッフはクビにするべきです。」

一方でスターバックス側はテイガンちゃんと家族に不快な思いをさせたことを詫び、調査の結果としてバリスタは故意にテイガンちゃんを傷つけるつもりで書いたのではないと述べた。そして「名前を書こうとして途中で上に線を引いており、下の丸のマークは“名前がはっきりと聞き取れなかった”という意味でつけたものだ」とテイガンちゃんの家族に直接説明し、再度謝罪したという。

なお、過去にもスタバのバリスタが吃音症の男性のカップにからかいの言葉を書いて世間から猛批判を受けていた。今回のテイガンちゃんの件に関しては誤解だとわかったものの、一部であがっている「カップに名前を書くというシステムはやめたほうがいい」という意見を考慮すべきかもしれない。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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