『InStyle』や『The Sun』が伝えたところによると、雑誌『InStyle』のためにインタビューが設けられたが、ヴィクトリア・ベッカムを質問攻めにしたのは幼い子供たちであった。

インタビューのテーマは多岐に渡ったようだ。ヴィクトリアが「スパイス・ガールズ」メンバーとして“ポッシュ・スパイス”と呼ばれていた頃のこと、ファッションについてなど子供たちは無邪気に質問を投げかけた。

ヴィクトリア自身のツイッターアカウントに投稿された動画では、思わず頬が緩んでしまうようなインタビューの様子が繰り広げられている。公の場ではクールな表情を崩さないヴィクトリアが、子供たちの前でナチュラルに振る舞う姿は見ていて微笑ましい。

ヴィクトリアの「スパイス・ガールズ」時代にはまだ生まれてもいなかった幼い少女から「『スパイス・ガールズ』ってなあに？」と聞かれると、ヴィクトリアは腕を伸ばして両手でピースサインを作り「『スパイス・ガールズ』っていうのはポップグループでね、こうやって『ガールパワー！』っていつも言っていたの。私たちは男の子より女の子の方が優れていると思っていたの」と話し、可愛いインタビュアーの前でとてもリラックスしているようだ。

さらにある女の子が「ロンドンブリッジって壊れちゃったの？」とヴィクトリアに全く関係のない質問をすると、笑いながら「ううん、壊れてないわ。ずーっと前にちょっとだけ壊れたことがあるみたい。でもそれは私の生まれる前のことよ」とまるでお伽噺をする母親のように答えている。また「エリザベス女王に会ったことある？」と聞いてきた少女には「ええ。女王のおうちに行ったことがあるわ。とーっても大きい宮殿で女王は玉座に座っていたの。女王はとても美しかったわ」と笑顔で話した。

そしてもちろん、ファッションに関しての質問もあったようだ。「ヒールを履くのはまだ早すぎるっていうのは何歳だと思う？」という問いに、ヴィクトリアは「そうね、ぺちゃんこ靴を履く方がとてもクールだと私は思うわ。ママとドレスアップしたりヒールを履いたりするのはとても楽しいし、いいことよ。でもお出かけする時にはぺちゃんこ靴の方が、自由に動き回れるでしょ」と返し、“4児の母ヴィクトリア”としての一面も垣間見せていた。

このインタビューはアメリカのチェーン店「Target」とコラボしてヴィクトリアがデザインした商品の限定コレクションのためのPRでもあるが、ヴィクトリアが遊び心のあるデザインで作りあげた製品は女性用から子供、赤ちゃん用とジャンルも揃っているという。

子供たちの純粋な笑顔と無邪気さに囲まれたインタビューは、ヴィクトリアも楽しかったようで「とても可愛かった！」とツイッターに投稿している。

出典：https://twitter.com/victoriabeckham
（TechinsightJapan編集部　エリス鈴子）