海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】飼い犬を好みの女性が運転する車に放り投げたストーカー男(米)

米フロリダ州レイクランドに住む2児の母クリスティーナ・フゥラーさん(35歳)は2月9日の朝、いつものように娘を地元の高校に車で送って行った。娘を学校に降ろして去ろうとしたクリスティーナさんだが、1台の車が学校の送迎バスの前に割り込んで停まり後続の車が渋滞してしまったため、車を停めていた男に向かって手を挙げ自分の車を発進させた。

たったそれだけの「運転時のマナー行為」が、ハワード・ヴァン・スウェーリンゲン(41歳)の心に火をつけた。ハワードはクリスティーナさんの気を引こうと彼女の車をストーキングし始めたのだ。

これまで全く会ったこともない男が追いかけて来ることに気付いたクリスティーナさんは、気味悪く感じた。そして信号待ちをしていた時にハワードは飼い犬を抱きながら車を降りて近付き、その犬をクリスティーナさんの車の窓に投げ入れた。噛まれると思い怖くなったクリスティーナさんはすぐに犬を男に押し返した。

それからもハワードの迷惑行為は続いた。クリスティーナさんの車を尾行し続けたことで、クリスティーナさんは恐怖のあまり泣きながら友人に電話をした。その後は娘の学校へも連絡してハワードのことを伝え、車を学校へUターンさせた。

学校にまでも尾行したハワードは、学校のスタッフが警察に通報していたことで逮捕された。ハワードは加重暴行罪と学校の立ち入り禁止区間への侵入で起訴されたが、クリスティーナさんを尾行した理由については「可愛かったから話がしたいと思った」と話しているという。しかしながらハワードがなぜ学校の前に停車していたかという点は現在取り調べ中であり、余罪の追及も行われている。なお犬は怪我がなく無事だったようで、現在はハワードの家族に引き取られているそうだ。

クリスティーナさんは「まるで映画かテレビで見るような出来事が実際に自分に起こってとても怖かった。私には10代の娘が2人いるのであんな人が社会にいるのかと考えだけでゾッとします」と『WFLA News』のインタビューで声を震わせながら語っている。

社会には思い込みで相手の迷惑も考えずに突拍子もない行動をする人は少なくない。昨年も中国で同級生からストーカーされた挙句に火をつけられるという恐怖を味わった女性のニュースが伝えられた。

出典:http://nypost.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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