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writer : ac

【海外発!Breaking News】911通報後に意識を失った男性 ペット犬が玄関の鍵を開け、救急隊を家の中に(英)

サフォーク州フェリックストー在住のゲーリー・グレゴリーさん(32)は2月初旬から体調がすぐれず、その日の朝も目覚めると軽いめまいに襲われた。前日に膵臓の内視鏡検査を受けていたゲーリーさんはその後、べッドから身体を起こそうとして頭から血の気が引いていくのを感じた。なんとか911に電話し妻にメールを送ったものの、ゲーリーさんはそのまま床に倒れこみ意識を失ってしまう。

ゲーリーさんはその時を振り返り、このように話している。

「救急隊を呼んだ後、このまま死んでしまうような悪寒を感じ、妻に『愛しているよ』とメールしました。その後、異常を察したのでしょう。犬たちが次々とそばにやってきて私の顔を舐め始めました。それ以降の記憶は全くありません。気付いたら病院のベッドの上でした。」

通報を受けて駆け付けた救急隊は「ゲーリーさんの家の玄関には鍵がかかっており、中に入ることができませんでした。でもサイレンの音と突然の訪問者に反応し、玄関扉の向こう側で犬がジャンプしているのがわかりました。最初は私たちを威嚇しているのだろうと思ったのですが、しばらくして隣人が来てドアノブを下げるように言われたのです。すると扉が開きました。一時は警察に応援を頼もうと思いましたが、中に入ることができてホッとしましたよ。あのまま時間が経過していたら危険な状態だったでしょう」と語っている。

またゲーリーさんは、嬉しそうにこうも明かした。

「家の鍵を忘れた時にいつも内側からドアを開けてくれるのが3歳の愛犬ミーガンでした。でもミーガンがまさか自分の命を救ってくれることになるとは思いもしませんでした。」

「ロットワイラー犬にはあまりいい印象を持っていない人が多いのですが、ミーガンは勲章ものですよ。病院から帰ってきてからはミーガンは私のそばを離れようとしません。まるで『私が守ってあげる!』と言わんばかりにね。」

診察した医師によると、ゲーリーさんは前日の膵臓検査によりひどい内出血を起こし、血圧が急激に上昇したため意識を失ったということだ。現在は自宅で療養中だが、来月には結石を除去する手術が予定されている。

今年初めには米アイオワ州で脳卒中により庭で倒れた女性に気づいた隣家のペット犬が、飼い主に異常を知らせ女性の命を救って話題になった。またロシアからは氷点下20度の中で置き去りにされた2歳児をペット犬が2日間温めて守り続けたというニュースが報じられ、人々を驚かせた。

出典:http://www.express.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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