先日、人気誌『Rolling Stone』の取材に応じたパリス・ジャクソンは、自身の実父はマイケル・ジャクソンに違いないと確信していると言い、このように語った。

「マイケル・ジャクソンは私の父よ。それはこれからも変わらない。父を良く知っていた人達には言われるの。私は父に似てるって。しかも怖いほどってね。」
「それに、私は自分を黒人だと思っているの。」
「父は昔よく私の目をじっと見て、私を指さしてこう言ったわ。『お前は黒人なんだ。自分のルーツに誇りを持つんだ』って。だからこんな風に答えたの。『いいわ。だって私のパパだもの。私に嘘をつく理由なんかないでしょ？』って。私は、父の言葉を信じるわ。だって私が知る限り、父は嘘などついたことはないから。」

しかしパリスをよく知らない人は、彼女のことを黒人とは考えないそうだ。

「ええ、そういう人のほとんどは、私を白人だというの。」
「肌の色が薄いからよ。それに髪も金髪にしたし。まるでフィンランド生まれみたいでしょ。」

パリス本人は「マイケルこそ私の父」と信じ、今も亡き父を深く愛している。「どう見ても白人だ」という声は確かに多いが、“誰より愛し尊敬した人”マイケルこそが、血縁の有無に関わらずパリスの父であったことは確かなのだ。マイケルについては様々な噂もあったが、「子供を守り育てたい」という思いが人一倍強い素晴らしい父親だったという。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）