エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ユーミンと中島みゆきは“涙活”に良い 桑田佳祐もびっくり「原さんが泣いていた」

涙を流すことでストレス解消や免疫力をアップさせようと意識的に泣く“涙活”が注目されている。

12月24日に放送されたラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)では、紅白歌合戦ならぬ紅紅歌合戦と題して“ユーミン VS 中島みゆき”を特集した。桑田佳祐はユーミンを「天才」、中島みゆきを「国宝」と絶賛しており「ユーミンはアレンジや録音技術までこだわる」のに対して「中島みゆきはそんなの関係ない、中島みゆきが歌えば中島みゆきだ」と話し2人のカラーを「マッカートニー・ユーミンとレノン・みゆき」のようだと表現した。

“涙活”についてメッセージを寄せたリスナーによると、雑誌では「アラフォー女子が泣きたい日には、“中島みゆき”や“松任谷由実”を聴く!」などと書かれるそうだ。桑田は以前、原由子とユーミンの武道館公演を観に行った時を振り返り「何だか静かになったなと思ったら隣の原さんが泣いてる」と明かす。彼にしてみれば「ここは泣くところなの?」という歌だったが、今思えば「原さんの世代には連綿と沁み込んだユーミンの世界、深いものがある」のだろうと納得していた。そんなエピソードを話して流したナンバーは『ひこうき雲』である。

また、中島みゆきの『わかれうた』に「めったにできるもんじゃありません! こんな曲こんなアレンジ!」と感心すると「詞が先にできたと思われてるけど、俺に言わせると絶対にみゆきさんのアドリブですよ。曲が出来て“どうしようかな時間がないな”“道に倒れてふむふむ”と出来ちゃったと思う」と興奮気味に分析する。松任谷由実とは1986年と1987年の12月24日に放送された音楽番組『Merry X’mas Show』のテーマソング『Kissin’ Christmas(クリスマスだからじゃない)』(桑田佳祐 & His Friends)でコラボした間柄だが、中島みゆきとはまだ会ったことがないそうだ。

それでも「凄い人だと思う」「ひたすら尊敬しております」と高く評価している。今年、UCC BLACK無糖のCM曲にもなった名曲『大河の一滴』などは制作スタッフと「中島みゆきがやりたいんだ」で分かりあえたほど影響を受けている。2000年代から「ユーミンと中島みゆきが紅白のトリをとればいい!」と思っていたという桑田佳祐。NHK紅白歌合戦ではどちらも紅組なので2人ともトリは難しいだろうが、共演は見てみたい。

この日の番組で流したユーミンの楽曲は『真冬のサーファー』(1978年11月『流線形’80』に収録)、『あの日にかえりたい』(1975年10月)、『ひこうき雲』(1973年11月)、『DESTINY』(1979年12月『悲しいほどお天気』に収録)、『リフレインが叫んでる』(1988年11月『Delight Slight Light KISS』に収録)、『恋人がサンタクロース』(1980年12月『SURF&SNOW』に収録)だった。

対する中島みゆきは『十二月』(1988年11月『グッバイガール』に収録)、『誘惑』(1982年4月)、『空と君のあいだに』(1994年5月)、『ひとり上手』(1980年10月)、『わかれうた』(1977年9月)、『うらみ・ます』(1980年4月『生きていてもいいですか』に収録)で、両者を比べると聴く人の経験で泣ける歌も違ってくるように思える。“涙活”では自分に合った方を選んだ方が良さそうである。

出典:https://twitter.com/sasfannet
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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