エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】坂上忍 “餅つき自粛”の動きに懸念 「石原プロが怒るよね」

臼に蒸したもち米を入れて木の杵でつく餅つきを目にすることができなくなる…そんな世の中が来るかもしれない。ノロウイルスによる食中毒を心配して、手で餅をこねる従来の餅つきによるイベントを禁止する動きが複数の自治体で起きている。ただ、昨今はおにぎりもラップで握ることが多く世の流れと言えなくもない。

12月6日放送の『バイキング』(フジテレビ系)でもその話題を取り上げた。餅つきを経験してきた世代ばかりなので“禁止”または“自粛”の動きには違和感を覚えると予想されたが、意外に「しかたない」とする者も複数いた。ただ、小籔千豊などは「しかたない」と意思表示したのは「こうなれば全て禁止して、将来“餅つきを知らない世代”が出た時に規制したことを反省すればいい」との趣旨によるものだ。

彼の他にも屋外での餅つきが衛生面で不安だからと禁止するならば、屋台や往来で揚げているコロッケ屋もお祭りの出店もダメとなっていくので「なんでも規制する風潮はよくない」と考える者が多い。

坂上忍はキレイ好きで知られるが「餅つきの餅は食べますよ」と衛生面を追求し過ぎて抵抗力が弱くなることを懸念する。彼が「(餅つき禁止なんて言うと)石原プロが怒りますよね、ヒロミさん!?」と振れば、「餅つきといったら石原プロだからね」と受け止めたヒロミ。「今どきは言い難いけど、多少は菌があっていいんだよね」と坂上の主張に共感していた。

そんななか、東京都福祉保健局は“餅つきの自粛”は求めていないが対策を呼び掛けているとの情報が紹介される。「手洗いなどの基本的なことに加え、みんなでその場で食べるもちは“市販やもちつき機でついたもの”を用意する」との内容にサンドウィッチマンの伊達みきおは「これはひどい! 本当に除菌とか抗菌とかやりすぎ。免疫力がなくなって風邪をひきやすくなったりする」と危機感を持ったようだ。

“餅つき自粛”については実際に食中毒となった人もいるので「今の時代は細心の注意を必要とするのかもしれない」とまとめられたものの、問題はそれだけではない。

“自粛の動き”として「公園でボール遊び禁止」「運動会で順位を決めるのを禁止」「除夜の鐘禁止」などがあるという。公園は小さい子どもが遊ぶことを考えて野球やサッカー、ゴルフなどの禁止は必要だとしても、他の2つは大きな被害があるわけでもなく「そこまで自粛するのはいかがなものか」と意見が出て時間切れとなった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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