映画で海外ロケに行く際には家族全員で現地に移動し、一家で団結し暮らしていたブランジェリーナ家。しかしその一方でブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは躾の面で意見が合わず、「駄目なことは駄目」と一貫して躾けていたブラッドをアンジェリーナは忌々しく感じていたもよう。大抵のことは「いいわ」と許す彼女にとってブラッドとマドックス君の喧嘩は容認しがたいものだったらしく、今はブラッドから直接連絡が来ぬよう電話も着信拒否にしているほどだ。

その後、ブラッドは監視付きの訪問を許可され何度か子供達と対面。しかし長男マドックス君と次男パックス君（ともに養子）は対面の途中で退席し、別の日にもうけられた面会の場には出席すらしなかったという。現在15歳と13歳で難しい年齢の2人にとって、父は今も許せない存在のようだ。

そんな中、アンジェリーナ側の担当者はブラッドの弁護団に連絡したもよう。「親子喧嘩によるトラウマから立ち直る手助けをする専門家を見つけよ」と迫ったと伝えられており、それも子供達を支えうまく交流する術を学ぶための提案だという。調査にあたった当局側は「ブラッドによる虐待行為はなかった」と結論付けており、マドックス君の体にもアザや怪我はなかったというのだが、父子間の溝は想像以上に深かったようだ。

ちなみに感謝祭にも子供達とは会えなかったというブラッドは、今も気持ちが晴れぬまま。クリスマスにも子供達が「パパに会うのは嫌だ」と言えばそれが尊重されるといい、ブラッドは寂しくイブ、そしてクリスマスを過ごすことになるという。

こじれきった夫婦関係を修復することは諦めたというブラッドだが、誰より愛し慈しんできた子供達への思いは募るばかり。せめてホリデーは一緒にと願っているに違いないが、彼の願いは子供達に届くのか…。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）