現地時間20日にロサンゼルスにて開催された「アメリカン・ミュージック・アワード」にて、ハイテンションなジジ・ハディッドが「モノマネに初挑戦するわ」と宣言。「メラニア・トランプのモノマネよ」とコメントし、スロベニア出身のメラニアさん独特のアクセントで以下のように語った。

「私は夫、バラク・オバマ大統領を愛しているの。そして私達の子供、サーシャとマリアのこともね。」

これに会場のオーディエンスは笑い声をあげたが、視聴者の多くは「失礼極まりない」と激怒。TwitterをはじめとするSNSには、以下のような批判が溢れかえった。

「リスペクトする気持ちがない。」
「私達の国の次期ファーストレディをからかうなんて！」
「ファーストレディはレディとして扱うべき。」

この批判を受け、ジジは手書きの釈明文をTwitterにアップ。こうファンに訴えかけた。

「授賞式のホストができたのは、名誉なことでした。そして業界で最も尊敬されているライターの方々と仕事をすることもね。」
「脚本の中で、いきすぎだと感じた部分は変更、もしくは削除しました。皆さんに理解できたかは別として、脚本に残った部分はユーモアのあるもので、悪意はありませんでした。」
「私も全国放映のTVでコメディのネタになったことがあります。でも私は面白いと思ったわ。だからメラニアもショービジネスを理解していて、どのように脚本が書かれるかも知っていると信じています。でも腹を立てた人には謝罪します。」

しかしこれを好意的にとらえたファンは少なく、「これは謝罪ではなく、単なる正当化」「あなたには本当にガッカリ」「なまりをバカにするなんて、恥をしりなさい。あなたは虐めっ子よ」といったコメントが多く書き込まれた。ジジは脚本家の用意したものに沿ってのホスト役であったことを強調しているが、一部国民の怒りはあまりにも大きかった。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）