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writer : ac

【海外発!Breaking News】死と隣り合わせ 線路に寝て電車の通過を待つ少年(チェコ)

氷水をかぶる「アイスバケツチャレンジ」やダクトテープを巻き付けてはがす「ダクトテープチャレンジ」など、一時的にブームになった“チャレンジ”は記憶に新しい。「ただバカ騒ぎしたいだけ」「不謹慎」など批判的な意見もみられたが、このたびチェコ共和国で撮影されYouTubeに投稿された映像は危険度のレベルが違う。

画像には電車がやってくるのを確認するとどこからともなく現れ、急いで線路に横たわる2人の少年が映し出される。そのまま2人は線路上にうつぶせになり、じっと動かないで電車が通り過ぎるのを待っている。電車は1両のみでその間約3秒といったところか。

「チェコ鉄道株式会社」は、映像はチェコ北西部ウースチー州のウースチー・ナド・ラベムで撮影されたのではないかとみて少年2人の行方を追っている。

鉄道検査員のマーティン・ドゥレイーパルさんはこう警告している。

「少年はこういった行為が死と隣り合わせだということに気づいていないのだと思います。電車が近づくことで風が起こります。それで衣類が巻き上げられ、車体の底に絡みついたら大事故になっていたでしょう。60~70キロのスピードが出ていたらと思うとゾッとします。」

少年2人に気づいた車掌は警笛を鳴らしスピードを落としているが、それでも電車が止まることはなかった。少年2人は電車が通り過ぎると何事もなかったかのように立ち上がりその場から走り去っている。

鉄道施設管理公団のスポークスマン、マレク・イリアスさんは怒りを露わにして「少年らがしたことは違法行為です。見つかれば8500円から4万3000円の罰金が科せられるでしょう」と語った。

YouTubeに投稿された映像に対しては「電車の下にスパイクをつけるといいよ」「全く愚かな行為」「危険すぎる」といった否定的なコメントが多数寄せられている。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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